コンテンツマーケティングの意味は何かを簡単にサクッと整理。

投稿日:2018年1月30日 更新日:

マーケティング方法の中でも『コンテンツマーケティング』『アウトバウンドマーケティング』『インバウンドマーケティング』『プッシュ型』に『プル型』と様々な用語が飛び交います。このコンテンツ、英語での「Contents」、”ネタ””中身””内容””目次”などの日本語訳の意味がありますが、使われ方としては、”ネタ”が近いですが、”制作物”と考えた方がより近いです。そして、皆さんが頭に浮かぶ”コンテンツ”の意味で問題ありません。テレビというコンテンツとか、映像というコンテンツ。このような使われ方のイメージです。これに”マーケティング”が付くと、何を意味するのでしょうか。この『コンテンツマーケティング 』とは何かを簡単にわかりやすく概要を説明していきます。

『コンテンツマーケティング』とは

お客様(消費者)に”価値のある”ネタを制作や発信をして、見つけてもらい、育成していき、購買に繋げ、自社のファンになってもらうための一連の考え方のことです。

最初の段階の”見つけてもらう”というのも重要ですが、普段、私たちが何かをキッカケにモノやサービスに興味をもったり、知ったりして、ネットなどで調べたりします。そして、そこで目にしたものが企業が制作、発信している”ネタ”であり”コンテンツ”です。

すると、そこには、モノやサービスの詳細が書かれており、「買おうかな。」などと迷うわけです。

しかし、そこで目にした内容を含めたコンテンツに興味を抱けなかったらどうなるでしょうか。もちろん、モノやサービス自体というのもありますが、詳細を書いてなかったり、こちらの疑問や不安点を解消してくれるものでなかった場合、そこで終了してしまい、お客様は、”買う”という行動には繋がらないですよね。

お客様に買ってもらうことを考える場合には、”コンテンツを通して”

  1. まだ知らないお客様(消費者)に自社(モノ/サービス)の存在を認知してもらう。
  2. お客様に興味を継続してもらう。(メールアドレスなどの獲得など)
  3. コミュニケーションをとって、モノやサービスを購入してもらうように育成していく。
  4. 購入してもらう。
  5. リピートしてもらう。

ざっくりと簡単に言ってしまえばこういうことです。このお客様との信頼構築をして、購買まで繋げるプロセス一連を構築するための考え方が『コンテンツマーケティング』です。企業のモノやサービスの“購買までのストーリー”とも言えるかもしれません。

その中で、お客様の興味の度合いも様々なわけですから、その度合いに応じた段階での”コンテンツ”を呈示する必要があります。そして、最も重要なのは、“価値がある”  コンテンツであるということです。

“価値がある”というのは、例えば、疑問をもっていたお客様がコンテンツを見ることで、その疑問が解消されれば、そのコンテンツは”価値があった”となるわけです。

企業側は、上記1〜5までの各段階のお客様に対して、どんなコンテンツでアプローチしていくのかを戦略として考えます。もしかしたら、時にそれは、直接会う事かもしれませんし、単純に企業紹介かもしれません。業界、業種によって違うのは、もちろんの事です。

これらを考える上で知っておきたいのは、顧客心理や顧客行動です。これらは、詳細を参考にしてください。

『顧客心理』→ 購買心理と消費者行動を知る。AIDMAとAISASのプロセス。

『購買行動』→ 購買行動プロセスと行動心理の特徴は5つのタイプに分かれている

『プル型インバウンドマーケティング』

この『コンテンツマーケティング』は、大きく捉えると”プル型のインバウンドマーケティング”といえます。しかし、一概にこの型に全てがハマっていると考え難いです。

昨今においては、トータルバランスが求められ、取捨択一を企業側か考えなければならない課題となっています。

この”プル型””インバウンドマーケティング”についても、詳細を参考にしてください。

『プル型/プッシュ型』→ プル型プッシュ型の違いとは何か。マーケティングと営業の戦略。

『インバウンド/アウトバウンド』→ インバウンドマーケティングとは何か。意味や手法、違いを簡単に。

『トリプルメディア』→ オウンドメディアとは何。アーンド/ペイドでトリプルの違いや意味

まとめ

『コンテンツマーケティング』において、ただ一つ重要だというのであれば、

『価値あるネタ』であるという事です。それは、もちろん企業側のエゴではなく、お客様へのという点に注意が必要です。

“価値ある”は、業界、業種、お客様によって様々です。自社が何をするのか、誰に対してなのか、その辺りから注力していくのが良いです。

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