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買取仕入れ/消化仕入/委託仕入方法。店舗やメーカーの3つの基礎

投稿日:2017年8月7日 更新日:

仕入れに関しての買取/委託/消化とは、それぞれどんな形態の方法を呼ぶのでしょうか。メリットデメリットがあるのでしょうか。特に消化仕入れと委託仕入れに関しては、混乱するので、基本をしっかり覚えましょう。あるモノ(製品)を業者から仕入れて販売しようとするとき、個人でも製造して製品を実店舗で販売しようとするときの3つの取引方法がこれらです。契約方法と言い換えることもできますが、それらを説明していきます。

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買取

文字通り、店舗が仕入先から買い取って販売する形態です。

店舗(小売店)と仕入先(サプライヤー)との契約にもよりますが、

  • 返品ができない。(5個仕入れて、売れ残ってもどうすることもできません。)
  • 仕入数(発注/オーダー)の精度が必要になる。

上記2つのリスクがあり、返品ができなければ、売れ残っても在庫が残ることになり、安く売るなどして処分ができない限り、ずっと“在庫金額”として、店舗が負担することとなります。

何かを仕入れたら、仕入れるお金がかかります。店舗によって仕入予算(在庫予算/在庫金額)があり、売れ残った商品があった場合、本来、店舗として仕入れたい商品に予算が使えない。なんてことも極端ですが、起こり得ます。

「コレがなければ、売れてるアレをもう一個発注出来たのに〜」と印象も良くないですよね。店舗においての仕入(発注)担当者は、発注精度が必要で、責任も伴います。

委託

店舗(小売店)は、仕入先(サプライヤー)との販売委託契約の基、店舗は商品を置く(仮仕入)代わりにその商品が売れた場合に販売手数料をもらう形態です。

  • 返品可能(売れ残っても返品可能) = 在庫リスクなし
  • 店舗の陳列(展開)場所が必要。

金銭面で考えると、一般的な”仕入”とは少し違う、変化球の契約です。店舗の管理上ですが、この契約をした場合、店舗では、商品が届くと“仮仕入”のような処理(消化との違い)をして、売れて初めて正式な”仕入”の処理をします。その際、販売した店舗は、商品金額の何%とか、別途何%などを売上にします。余った商品は、返品して完了となります。反対にメーカー側も売れて初めて売上になるのが通常です。

この形態は、長期的、継続的に関係を維持し、販売する方法としては、あまり向いていません。

消化

この形態は、委託と混同してしまいますので、注意が必要です。簡単に言えば、店舗で売れて初めて売上になる形態です。「あれっ!?委託と一緒!?」ですよね。

店舗の流れは、

仕入先へ商品発注 → 店舗に納品されて仕入処理 → お客様(消費者)へ販売

しかし、”消化”というのは、

仕入先へ発注 → 店舗に納品される → お客様(消費者)へ販売

「ん!?」となりますので、もう少し続きをみていきます。

お客様(消費者)へ → ここで初めて店舗は”仕入処理”

つまり、仕入先から店舗に商品が納品された時点では、何も店舗側で処理をしません。(委託との違い)

厳密に言えば、発注数量と納品数量のチェックはします。そして、仕入金額と計上されてしまうような管理システム上の処理はしないということです。

売れるまでは、メーカーの資産(持ち物、所有権)となり、お客様(消費者)が購入してから、その数量分の店舗での仕入先からの仕入、お客様への売上として計上(お金の行き来)されます。店舗は何百個、もっというなら、何万個納品したとしてもリスクはありません。

しかしながら、店舗にも商品陳列(展開)場所、保管場所は限られているので、無理はしないです。ただし、店舗は自由度が高く、リスクもないから、取り扱い易い契約です。

店舗として、どんな仕入方法が良いのか。メーカーとして、どんな取扱いの提案ができるか。そんなことをイメージできるのではないでしょうか。

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