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ビジネス

イノベーションを意味する起こす方法と7つの機会とジレンマは何か

投稿日:2017年11月2日 更新日:

イノベーション(innovation)とは、英語の意味を訳すと、革新、刷新、新基軸となります。では、このイノベーションとはいったい何をすれば良いのでしょうか。企業は、新たな価値を創造して、市場に受け入れられるべく、製品やサービスの向上を日々考えなくてはなりません。そして、社会や消費者(お客様)に共感や支持を得ながら会社を存続させていきます。そのため、イノベーション(innovation)が重要な役割を果たすことになります。これを要素に分解すると7つの機会が相互に関係性を持ちながら生じて実現へ導かれていくのです。

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イノベーション(innovation)7つの機会

  1. 不確実なこと
  2. ギャップ
  3. ニーズ
  4. 産業構造
  5. 人口構造
  6. 認識変化
  7. 新しい知識

不確実なこと

予め計画や戦略立てしていたモノやサービスではなく、予想外な所から大きな売上や売れ行きを見せていく場合、不確実もっと噛み砕くと予期せぬことが起こったことになります。

逆に計画や戦略立てしていた通りに進んだにもかかわらず、売上が伸びないということもあります。

どちらもイノベーションの機会です。成功といえる前者は、市場や顧客がそちらを求めていたことになりますし、失敗と捉えられる後者であっても、計画自体の原因、市場や顧客が計画段階から変化があったなどをきちんと考察することによりチャンスとなります。

いくら計画や戦略立てをしてもあらゆる要素のスピードが増している昨今そしてこれからは、不確実なことの連続をいかに乗り越えるか、掴めるかに常に注意を払う必要があります。

ギャップ

景気が良くて需要は伸びているのに、自社の業績が振るわなかったり、予想と実績に差がある場合。消費者が安価で単純機能を求めているのに競合他社は、多機能高価格で市場供給をしている場合などがこれにあたります。

考えていることと市場が求める現実のギャップは、多くのチャンスを含んでいます。

ニーズ

大きな枠である市場だけでなく、既に自社製品やサービスを使用、利用している顧客に対して、新たに魅力的なモノ、サービスを提供することができれば、大きなビジネスチャンスになります。

産業構造

仕組みと言い換えられます。急激なスピードで技術も市場も顧客も変化が起きて、従来の方法では通用しない構造となります。

人口構造

少子高齢化だけでなく、高齢化による人口の増減や年齢構成や所得の変化によって、求められる、求めるモノやサービスが変わっていきます。

どのようなモノ、サービスが誰にどの程度求められているかを見極める必要があります。

認識変化

付け加えると消費者の認識の変化です。例えば、食品類における、”訳あり”でも良いという認識です。今までは、訳のないきちんとしたものが良いという感覚だったのが、無駄のないように使えるものは使う、勿体無い精神もスポットを浴びるなどです。

新しい知識

最も難しく、単純なイノベーションで、いわゆる発明や発見と言われるものです。社会的に重要な役割を果たす一方、モノやサービスに形造られるまでに長期間かかってしまったり、試行錯誤が必要になります。

その形になるまで、市場に変化生じたり、顧客の求めるものが変化したりと状況を細かく見極めることも重要です。

イノベーションのジレンマ

このような状況下でイノベーションのジレンマという言葉が存在します。ポジティブに捉えれば、例え新興勢力企業であってもチャンスがあるということです。

イノベーションのジレンマとは、業界トップになった大企業が顧客の意見に耳を傾け、さらに高品質の製品サービスを提供することがイノベーションに立ち後れ、失敗を招くという考え方。ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセンが提唱した。

成功している企業がイノベーションのジレンマとよばれる失敗に陥る理由として、クリステンセンは、3つの理由を挙げている。

まず第1に、破壊的な技術は、製品の性能を低下させる。そのため、既存技術で成功している大手企業の多くは破壊的な技術に関心が低いという点である。例えば、デジタルカメラが登場した当初は、画質などで銀塩写真に比べて画像の質は低く、フィルムカメラのメーカーは、この技術に関心も注意も払わなかった。しかし現在では、フィルムカメラはデジタルカメラに主役の座を追われている。

第2に、技術の進歩のペースは、市場の需要を上回ることがあるという点である。技術が市場の需要を上回っているにもかかわらず、トップ企業はハイエンドの技術をさらに持続的に向上することを止められない。そのため、新たに開発した技術に、市場は関心やプレミアムを得ることができない。さらに、比較的に性能が低くても顧客の需要を満たす、新たな技術をもった新規企業に市場を奪われる隙を作ってしまう。

第3に、成功している企業の顧客構造と財務構造は、新規参入企業と比較して、その企業がどの様な投資を魅力的と考えるかに重大な影響を与える。破壊的技術が低価格で利益率が低い、あるいは市場規模が小さいなど、既存の技術で成功してる企業にとって魅力を感じず、参入のタイミングを見逃してしまうという点である。

上記のコンセプトから、革新的な技術やビジネスモデルで従来の企業を打ち破った企業が、大企業になると革新性を失ってしまう状態や、さらに最先端の技術開発をしても成功に結びつかない状態などを、総じてイノベーションのジレンマと呼ぶ。

出典:グロービズ経営大学院(MBA用語集)

*MBAとは、Master of Business Administrationの略で経営学修士の意。

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まとめ

イノベーションにおける基本的な考えを説明しました。これらは、どれか一つではなく、機会つまりチャンスは多角的な視点やそれぞれの要素に転がっています。もしかしたら、見逃していることも多く考えられます。

そして、これは、外向きのイノベーションだけではなく、社内における例えばコスト削減に関しても役立つ視点でもあります。

さらにイノベーションは、今まで取り組んでなかった異業種や既にある技術を取り扱ったことのないジャンルへの転用へ導くこともあります。

常に多方向からの視点を忘れず、様々な視点を持って考えぬきましょう。

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