性格分析診断を自己、チームビルディングに活用して心理行動を整理する
投稿日:2017年10月27日 更新日:
性格診断や自己分析には様々な手法や方法があります。占いだってその一つでしょう。自分がどんな性格なのか。友人から言われたりするものです。仕事での周りからの見え方、そもそもの性格、行動心理や特性。これらを客観的に整理することは、プライベート、仕事、就職活動など様々な場面での立ち位置やコミュニケーションでも大いに役立ちます。管理する立場のマネジャーやリーダー、チームビルディングやプロジェクトを遂行するにあたっては、特に必要になるでしょう。ここでは、簡単に把握できるわかりやすい一つの方法である「エゴグラム(Egogram)」について、みてみます。
エゴグラム(Egogram)とは
アメリカの心理学者エリック・バーンの「交流分析」をベースにジョン・デュセイが考案した性格診断です。Transactional Analysis(TA)交流分析の一つで人の行動パターンや心理を可視化するために用いられます。Ego(エゴ)=自我、Gram=図表で「エゴグラム」です。
良好な人間関係やコミュニケーション。また、自分自身の性格での強みや弱み、チームやプロジェクトにおける立ち位置などの把握が可能です。
エゴグラムとは、人の心理を5つの領域
- CP(Controlling Parent)
- NP(Nurturing Parent)
- A(Adult)
- FC(Free Child)
- AC(Adapted Child)
に分類して、それぞれのタイプがコミュニケーションや行動にどのように表れるかを分析するものです。これを活用して、チームビルディングや周囲とのコミュニケーション傾向を把握していきます。
エゴグラム5つの領域
エゴグラムでは、心理特性を大きく3つに区分しています。
- Parent(P):親心、面倒をみる、叱責するなどの行動を起こさせる心理特性
- Adult(A):大人の心、情報を論理的、客観的に整理して感情に流されずに適切に行動判断できる心理特性
- Child(C):子供の心、無邪気で人からの指摘には不快感を示す、子供の頃に感じていたことを感じている心理特性
関連参考→
まとめ
これらで心理と行動の傾向を整理することで、仕事、業務にでは改善の手がかりになります。もちろん自分自身の性格の整理として、客観的指標にもなるでしょう。何より可視化ができる利点があるので、各々の状況に応じてみてみましょう。
スポンサーリンク