メタ認知とは何か。能力を養い、高い人とは。意味を知り、客観視を教育。

投稿日:2017年10月25日 更新日:

メタ認知とは「認知の認知」といわれ、自分自身を見るもう一人の自分がいる(客観視)という意味をもっています。メタ認知能力の高い人とは、向上できるとはどういうことでしょうか。メタ(meta)とは「高い次元」という意味があり、大きな枠では、自分の生活活動を対象に自分自身でモニタリングして客観的に評価してみよう!そして、それを軸に自分自身をコントロールしよう!という目的があります。自己学習や自己啓発や自己成長ともとれます。自分自身の整理にも使え、これを仕事に生かすこともできるでしょう。これが一体何なのかを簡単に整理します。

メタ認知の区分

メタ認知には2つの構成要素があります。

  1. 認知的知識:現在までの経験や教養、勉強により蓄積された知識
  2. 認知的活動:認知的知識に基づいて活動をコントロールするもの

つまり、自分の能力と実行すべき仕事を検討して、

  • 適切な行動は何か。
  • 目標達成のための課題は何か。
  • そのための優先順位の設定。

これらを考えるにあたりメタ認知は威力を発揮します。

メタ認知能力の高い人 = 客観的な自己診断、検討ができる人(俯瞰して自分自身を見つめることができる人)

となります。

*俯瞰とは、「高いところから見下ろして眺める」こと。

メタ認知能力の向上

先述した能力を向上させるには、どのようにすれば良いのでしょうか。

  1. 自分自身の知識の有無を知ること
  2. 自分自身の現状の能力レベル、範囲を知ること
  3. 自分自身の欲求内容を考えること
  4. 自分自身の行動を評価すること

自分自身の知識の有無を知ること

何を知っていて、何を知らないかを理解することで、何を学べば良いのかが判断できます。

自分自身の現状の能力レベル、範囲を知ること

自分自身の持っている現状能力と実力を知ることで、自分で処理できることか、他に任せることか、レベル向上のため努力するべきかの判断ができます。

自分自身の欲求内容を考えること

自分自身の判断や行動をコントロールするため、何がしたいのかそれともしたくないのかの欲求内容を捉えることで、欲求外の要求を根拠もないのに受け入れてしまう可能性または危険性がわかります。

自分自身の行動を評価すること

自分自身が実際にとった行動による良し悪しなどを分析します。

参考:ジョハリの4つの窓図で自己分析を簡単にわかりやすく使い意味を活かす方法

 

まとめ

このメタ認知を行い、自分自身を客観視することで、次の行動や考察に繋げることができます。

自分自身の感情だけに左右されてはいないか。他人の評価や意見を受け入れすぎていないか。自分自身を惑わせるものは何なのか。を冷静な目で捉えましょう。

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