ターゲット層の決め方、設定、絞るのに通販サイトを参考にする方法
投稿日:2017年9月4日 更新日:
ターゲット層とは何なのか。どういった意味なのか、決め方は。つまり、商品を売る相手は誰なのかを考えるに当たっては様々あり、女性なのか男性なのか。年齢は。新製品や商品を販売する戦略を考えるにあたり、性別や年齢層などその商品を購入するお客様層つまりターゲット層を絞り込み、分析、決めていくはずです。英語での[Target]は、”的”や”標的”という日本語訳ですが、マーケティングでは、ターゲティングとも呼ばれます。その際、20代女性とか30代男性、学生とある程度の狙いをつけたりはしているはずです。既に、商品やサービス販売を経験している場合は、蓄積されたお客様の情報などが集まっていてそれを分析することで設定できるでしょう。しかし、その層が最初からより見える形であるに越したことはありません。そのための一つの方法として、通販サイトを利用して調べる方法を説明していきます。
なぜターゲット層を調べるのか
商品、サービスについて詳しいのは担当者なので、お客様の購入対象者は決めてあるに違いありません。しかし、客観的指標として今一度掘り下げることは、売上のためにも大切だと言えます。つまり、お客様がどのような人かです。もっと言ってしまえば、
購入対象者を一人に絞るとその人は、どんな人ですか?
ということです。性格、趣味、関心事ここまでターゲットが明確になれば、戦略も立てやすくなるのです。
具体的なターゲティング方法
先述の通り。具体的なターゲットは、本当に一人の人が想像できるくらいに設定できるのが良いですよね。
ここでは触れませんが、こちらを順に理解していくと把握できます。
『マーケティング基礎』→ マーケティングとは簡単に何かがわかる意味と方法の基礎戦略入門
『セグメント、ターゲティング、ポジショニング』→ STP分析
『ペルソナ分析』→ ペルソナ分析
ターゲット層を調べる方法
“20代女性”より、”20代女性子供さんのいる主婦”の方が具体的ですよね。そんな一つの指標を簡単に調べるには、通販サイトを利用します。これだけでもターゲット層の具体化には大いに役に立ちます。
Amazonの場合
楽天の場合
2社を取り上げました。これを自社の商品、サービスと同様の商品を検索して、購入者レビューを見ていきます。すると、思っていた層と同じこともあれば、意外と違っていたりという発見をし、自社のターゲットを修正するのです。
まとめ
ターゲットとして考えていた層は、
- 他に何を購入しているのか
- 性別、年齢はどうなのか
- 他に興味があることは何か
- 何に悩んでいて、何を購入しているのか
最低でもこの程度は、把握できます。そこに自社商品、サービスに繋がるヒントが隠されている、または、実は、ターゲット層は違う人達だったなど気づけなかったポイントを発見することもあります。具体化した対象者から外れているから、ターゲットにはなり得ないということではありません。“メインターゲット”として捉えます。これらを参考にして、アプローチや販促の企画に役立て、さらなる戦略に役立てることができます。購入対象者に関しては、お客様のお声やアンケートが大量にあるなど、分析できる”要素”は多い方が良いです。特に全くの異種の新製品で分析資料もなく、計画を立てていく場合、通販サイトは大いに役立ちます。
スポンサーリンク