組織構造の種類と違い3タイプ別の特徴と意味とメリットデメリット

投稿日:2017年11月5日 更新日:

組織は、目的達成のための機能を持った人財の集合体です。プロジェクトチーム型、機能別、事業部別、企業には様々な形態の組織構造(英語:Organization Structure)が業種業態により存在します。また、企業同士が同様の組織構造でも、経営環境が違うため、細部では異なっていることは十分にあり得ます。これらは主に3つに区分することができ、それぞれに特徴やメリットデメリットをもっています。

組織構造の種類3タイプ

  1. 機能別組織
  2. 事業部制組織
  3. プロジェクトチーム型組織

機能別組織

仕事の種類ごと目的ごとに組織を構成するのが、機能別組織と呼びます。職能別組織、技能別組織とも呼ばれます。

多くの企業が採用する組織形態でもあります。

部門ごとが機能別になっているため、企業全体での方針、目標に沿って行くことが難しく、組織が硬直して柔軟な対応に向いておらず、部門間の連携が容易ではありません。このように新たな業務方針など全社的なものに取り組んだりする際にはスピード感が薄れます。

事業部制組織

独立した事業部に分割され、各事業部が意思決定権を持ち業務を実行します。本社があって、◯◯事業部、xx事業部そしてその中に販売部門や製造部門が分かれている組織構造です。

各事業部ごとが、売上や利益などの業績から計画、実行、結果において責任を持つのが特徴です。

プロジェクトチーム型組織

異なる知識やスキル、経験をもっていて、違う分野の精鋭たちが特定の仕事を果たすために構成される組織です。目的を達成したのちには、解散になるのが通常です。

これは、チームメンバーの異なる専門知識やスキルが互いに補完することにより、最大の結果をもたらします。そのため、リーダーやマネジャーには1つにまとめる力が多分に必要です。

しかし、この組織、近年のクラウドファンディングやSNSの普及に伴い、このようなチームを容易に組める環境が整い、会社でなくとも、目的達成のために互いに助け合う仲間が集まることも今後多くなると考えられます。

『チームについて』→ チームマネジメント

まとめ

プロジェクト型は、今後大きな力を発揮する時代になりますし、すでにこのような仕事の仕方をしているチームも数多く存在するでしょう。

どのような組織で行うかは、会社規模にもよってきますし、何を行うかによっても変わってきます。特徴を押さえながら、その組織自体の変革を考えてみると良いです。

スポンサーリンク







-ビジネス

 

※当サイトは広告が掲載される場合がございます。