LP(ランディングページ)とHP(ホームページ)の違いは何。

投稿日:2021年2月20日 更新日:

LP(ランディングページ)とHP(ホームページ)。何となくわかっているけれど、この違いはいったい何?そんなこと思うと気になってしまいます。簡単にまとめてしまうと、目的や特徴、構成が違ったりします。ここではサクッとLPとHPの違いについて説明して、その役割を整理します。さらに、LPO(ランディングページ最適化/LandingPageOptimization)についても軽く触れていきますね。概要だけの理解をしたい方にはもってこい。では、みていきましょう。

LP(ランディングページ/LandingPage)とは

LPには広い意味(広義)と狭い意味(狭義)が存在しています。

広義では、『ユーザーが最初に訪れたページ』

狭義では、『売上増加、契約や申し込みを前提に特化した専用の1ページ』

のことを指しています。

私たちが何かを検索したり、広告をクリックしたりして該当のサイトを訪れたりしますよね。

クリックしたアクセス先の最初に見るページ、これが広義の意味でのLPです。

一方、狭義の意味でのLPは、

製作側が売上増加を図るために、お問い合わせ、契約、申し込みを誘導するためのページ

です。

この狭義の意味わかりにくいですよね。次節からこの意味としてのLPとHPの違いやLP目的、特徴についてお話しします。LPについて深掘りしていきましょう。

LP(ランディングページ)とHP(ホームページ)の違い

主な点を列挙していきますね。

HP(ホームページ)

・複数ページに跨る

・情報提供が目的

・検索エンジンから人がアクセス

・中長期的に集客(お客様を集める)し、検索エンジンの上位表示を狙う

 

LP(ランディングページ)

・1ページ

・契約や商品購入が目的

・ネット広告から人がアクセス

・ネット広告からの集客(お客様を集める)し、そのまま購入など行動を起こしてもらう

このように違います。

HPに検索エンジンの上位表示を狙うとありますが、みなさん何かを調べた時、ページの一番上にあるところをクリックしたりしませんか。そのように最初に出てくるようにしたいのが、”上位表示を狙う”ということです。

LPは、この上位表示を狙いにくいため、インターネットの広告を使ってお客様を集める場合が多いのです。

この上位表示云々はここでは以上にして、割愛します。

さて、話を戻しますと、

HPは、企業などのページとイメージはできます。

ここでは、ある製品があったとします。そのページにアクセスしたと仮定しましょう。

TOPページに製品の概要があって、”製品詳細はこちら””会社概要”などリンクをクリックしてを繰り返し、ページが複数に跨っていますよね。これがHPの特徴でもあります。

一方LPは、ずらぁ〜と下までアクセス後どこもクリックすることなく、スクロールして読めるページです。経験ありませんか?通販の楽天サイトなどに出店している製品ページなんかはまさにこれです。

イメージできましたか?上記で少し触れましたが、そもそも特徴や目的、役割がHPと異なるのですが、今度はそれをLPのみに絞ってみていきます。

LPの特徴、目的、役割とは

特徴

・基本1ページのみ(縦長スクロールのみで全てを完結)

目的/役割

・訪れた人に製品を購入、資料請求、問い合わせなど行動を起こしてもらうことに特化

端的にお伝えするとこのようになります。

そして、LPはこの”行動を起こしてもらうため”の設計、構成されています。

LPの構成

みなさん、突然ですが、テレビショッピングをご覧になったことありますか。

「本日ご紹介するのは〜」です。

製品紹介:「本日、ご紹介するのはこちら!」

↓↓↓

興味、お悩み:「こんな時のお悩みありませんか?」

↓↓↓

お悩み解決、メリット:「この製品ならそのお悩み解決できるんです。」

↓↓↓

製品説明:「この製品だと〜」

↓↓↓

プラスの活用法などのメリットや実績:「さらにそれだけじゃないんです。」

↓↓↓

いま行動、購入すべき理由:「今なら〜をお付けして○個限定で△,△△△円!」

このような構成で進んでいきます。

LPもまさにこの構成で制作されています。この手法は、消費者行動のAIDMAやAISAS

と同様です。

この内容を長い1ページのみのスクロールで行い、一番下に”購入する”ボタンのようになっていますが、みたことありますよね。

つまり、この【1ページ】で”契約””申し込み””資料請求”などの自然に行動につなげられるようになっています。とにかく”買って欲しい”わけです。

余計な情報を挿入するわけでもないので、HPのようにリンク、リンクをクリックすることにより途中でページを閉じてしまう、”離脱”をHPより防ぐことができるのです。

もちろん離脱してしまうこともあるのですが、

そのためにLPO(LandingPageOptimization/ランディングページ最適化)が必要となります。

LPO(ランディングページ最適化)とは

LPには、”契約”や”購入”、”資料請求”など、訪れた人が行動してもらわなくはならない前提があります。

つまり、そこに到達してもらえなければ、広告コストやスタッフの作業などの人財コストがかかっただけになってしまいます。

そのために、LPO(ランディングページ最適化)が必要になります。

そして、LPで先の“契約””購入””資料請求”の行動を起こしてくれること

“CV(conversion/コンバージョン)”と言います。

LPO(ランディングページ最適化)とは

CV率(コンバージョン率)を高めるためのあらゆる施策のことを指します。

あらゆる施策というのは、デザインやレイアウト、画像の種類、情報の配置に至るまで改善を繰り返すことです。よくABテストと呼ばれる、AパターンとBパターンのLPでどちらがCV率が高いかをテストしてブラッシュアップを図ったりもします。

 

以上、LP(ランディングページ)とHP(ホームページ)の違いから、LPO(ランディングページ最適化)まで要点をまとめてみました。

気になる方はこちらもどうぞ→アップセルクロスセルとは

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