実費と自費の違い。交通費支給などにある負担や精算の意味とは。

投稿日:2018年8月12日 更新日:

求人での正社員契約、パート、アルバイトなどでの交通費支給欄やそれ以外でもこの実費(じっぴ)って何だっけ?となることがあります。自費(じひ)については、理解していても。ここでは、経費の支出について、この実費と自費の違いから意味、そしてそれらに付随する、上限や一律支給、ガソリン代まで基本を説明して、一通り把握できるようにしていきます。どちらがどう負担するのでしょう。

『自費(じひ)』とは何か

これは、文字通り

「自分で負担する」「自分で支出する」

というものです。

全額を自分で負担してください。つまり、かかった費用については、自分で出してくだいね。ということになります。

『実費(じっぴ)』とは何か

実費とは、

「実際にかかった金額を負担してくれる」「支払ってくれる」

というものです。

しかし、ここには盲点があります。企業によっては、これに上限(一部のみ)があったり、一律とされていたりしますので、見落とさないようにしましょう。

それについて触れていきます。

実費の種類

主に交通費支給の時に採用されている方法です。

  1. 実費:実際にかかった金額が全額支払われます。
  2. 上限あり:上限10,000円とあれば、10,000円までは全額支払われ、それ以上は自費になりま す。間違えてはいけないのは、かかった金額が“上限以下”の場合は、その金額となる点です。
  3. 一律支給:一律10,000円とあれば、10,000円支払われます。これは、その金額以下であってもこの金額が支払われます。

会社から支払われる実費に定期代があります。この公共交通機関や自家用の車やバイクを使用している場合には、会社の規定に則って支払われます。

実費の規定

  • 公共交通機関:主に定期代です。この場合には、最短や最安経路で計算されるため、乗り換えが多くても意味はありません。
  • 自家用車や自家用バイクの利用:主にガソリン代です。1km○円のように規定されていることが多くあります。

これらは、先の上限や一律などの場合もあるでしょう。そして、普段の営業で使用したこれら費用は、月末に精算も多いのではないのでしょうか。また、自家用〜に関しては、会社までの距離換算されることが多く、ガソリン代の単価が上がろうと全額支払われることは稀です。

まとめ

実費について説明してきました。自費と実費についてはもちろんのこと、実費の中身、内容についても基本がお分かりいただけたのではないでしょうか。

実際問題としては、各会社の規定に則った計算方法で支払われます。

実費なのか。上限か一律か。それは交通費なのか、ガソリン代なのか。求人で確認したり、現状どのようになっているかを一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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