アイスブレイクの意味って何?初対面や自己紹介のネタのことなのか。
投稿日:2017年10月31日 更新日:
アイスブレイクは、何かの目的で集まり、初対面や緊張が伴う場面でそれを和らげたり、円滑に進行するために行うコミュニケーション手法の一種です。これにより、集まった人たちの雰囲気が良くなったり、積極的に参加してもらえるようになるのです。さてこのアイスブレイク(icebreak)、何をどのような場面でどのような方法で行い、どのような効果をもたらすのでしょうか。その辺りを整理していきます。
目的
同じ部署や社内、チーム内であればお互いを知っていることが多いです。しかし、何かのセミナーであったり、違う部署メンバーが集まったプロジェクトチームなど、簡単に言えば、”初対面”といわれる状況、普段から交流はないメンバーが集まることがあります。
このような緊張感のある時には場の雰囲気がキンキンに冷えていて氷のようです。これをブレイク(壊す)させるのです。
つまり、
- 場の雰囲気を和ませる
- 集まった人の緊張をほぐす
この2点がアイスブレイクの目的です。
場面
アイスブレイクが使える場面は、どのような時でしょうか。
- 教育の場 – 授業、講義、HR、新入生オリエンテーション、体験学習、保護者会など
- 仕事の場 – 会議、新入社員研修、社員研修、管理職研修、チームミーティングなど
- 市民活動の場 – 市民講座、ワークショップ(体験学習)、地域の集まり、子育て支援行事など
- 懇親の場 – 歓迎会、お見合いパーティ、合コンなど
出典:Wikipedia
時間
アイスブレイクを行う時間はいつでしょうか。通常は、開始時に行うのが普通ですが、疲れた時、会議が煮詰まった途中に用いることもできます。
そして、会議などの時間に制限がある場合には、長々とやっているわけにはいきません。従って、人数を考慮した上で、適切な時間配分と方法を選択する必要があります。
方法
手法や方法にルールはないので、“目的によって何をやっても良い”のです。
目的は、
- 自己紹介
- 場の雰囲気の緩和
この2つもしくは両方になるでしょう。
主な自己紹介には、他人紹介とリレー式があります。
他人紹介
2人1組程度で、お互いをインタビューした後、参加者全員に相手を紹介する手法です。みんなに紹介する手前、真剣に相手を知ろうとしますし、自分のことも詳しく話します。
リレー式紹介
1人1人が自己紹介をしていきますが、2番目の人からは、「◯◯さんの隣のxxです。」のように自己紹介を始めます。となると3番目の人は、1番目+2番目+自己紹介と行なっていきます。大人数になると最後の人は、この上なく辛いことになり、自分だけが1度しか名前を出すことができないことになりますが、それも含めての紹介手法です。
場の雰囲気の緩和に重きを置く場合はどうでしょうか。
トランプでババ抜きしてみるのも良いでしょうし、軽いダンスをしても良いです。ただし、自己紹介なくトランプだけしても何の意味も持たないですよね。
緊張をほぐすのが目的なので、何をしても良いのです。こちらを契機に自己紹介に移るのも効果的でしょう。
効果
人間誰しも、どこかしらの場面では、緊張します。これを和らげることで、気持ちの落ち着きや雰囲気の和みで会議が生産的になったり、セミナーで学びが頭に吸収しやすくなる効果が期待できます。
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まとめ
アイスブレイクは、闇雲に行うのではなく、目的をもって行うことが重要です。そして、盛り上がりすぎて時間が経過し、本戦に戻らないなんてことにならないように注意してくださいね。
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