バーゲンセールの違いとクリアランスの意味、知っていますか。
投稿日:2018年1月13日 更新日:
セールとは、どれが一番安い?気になったことないでしょうか。”初売り出し””大売出し””特売””バーゲンセール””ディスカウント””アウトレットバーゲン”こんな日本語で表記されることもあります。英語では、”Sale(セール)””Bargain(バーゲン)””Clearance(クリアランス)”これらは、微妙に意味が違ってきたりします。現在では、捉え方や意味合いが曖昧になっています。特に小売店やアパレルで用いられますが、それぞれ整理して、理解してみましょう。
バーゲン(Bargain)とは
[ 英語の意味 ]
- Bargain:安い買い物、特価品
日本では、『バーゲンセール』の略として呼ばれています。
この略された『バーゲン』とは、[ 特売日 ]のことを表します。
“前期(季節)の売れ残り品や特売用の商品を期間限定で特別価格で提供する”ことで、掘り出し物や見切り品の意味合いを含んでいるのが、このバーゲンです。
セール(Sale)とは
[ 英語の意味 ]
- Sale:販売、売買
日本では、この『セール』を”安売り””売り出し””特売”の意味で用いています。
“今期(季節)の新商品の売れ残り品やセール専用商品を値下げして、期間限定で提供すること”です。
あれっ殆ど同じ意味です。何が違うのでしょうか?
セールとバーゲンの違い
現在においては、殆ど同じ意味になっていると言っても間違いではありません。ただし、
- 打ち出している商品(バーゲン→前期、セール→今期)。
- バーゲンは、見切り品、掘り出し物の意味を含んでいる。
このような違いがあります。『セール』は、今期の新商品が含まれている場合が多く、『バーゲン』の場合は、前期の商品となるのが基本です。しかしながら、今日では、ショップ側に明確な違いを設けて、使い分けているケースは殆どないと言えます。バーゲンであれ、セールであれ、それ専用の商品(普段は置いていない)を卸業者などから仕入れて打ち出したりもしています。
そして、バーゲンは、値引きではなく、お買い得品の意味合いが強く、セールが値引きということもなくなりました。
クリアランス(Clearance)とは
[ 英語の意味 ]
- Clearance:除去、片付け
『クリアランスセール』または、単に『クリアランス』と用いられることが多いです。
簡単に言えば、“在庫一掃安売り!”です。
これは、セールとバーゲンの合併売り出しと言えます。”前期”に”今期”、”専用の商品”と、とにかく”在庫一掃”です。閉店セールなどはこれに当たります。
まとめ
“タイムセール”や”スプリングセール(季節セール)”など名前は違えど、行なっています。
余談ですが、英語では、『Sale(セール)』は殆ど同じ意味で使われますが、『Bargain(バーゲン)』は、「安い価格(bargain price)で購入しました。」という意味で使用します。
また、今日の意味合いにおいては、『セール』『バーゲン』を明確に分けて、全てのお店が使い分けているわけではありませんので、説明してきた内容が基本的にあることを理解すれば足ります。
それぞれお店の『セール』『バーゲン』を何を示しているかを実際ショップに行って確かめてみるの良いですよ。
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